空っぽの知識
 かたよりまくった読書くんの日記
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『浮牢夏帆の個性規定談義』

 陽君シリーズ、時系列的には一番新しいやつ。

 なんか調子に乗ったときにこのシリーズのキャラは書いているんですが、時系列見事にバラバラになってますね。
 あ、ちなみにこの話は、一年くらい前に書いた奴を少し改稿したやつです。なので、昔ラ研で見たことがある人もいるかも。

 まあ、そんなこんなで。『浮牢夏帆の個性談義』






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ファウストvol7 感想
 ファウストvol7でめぼしいものは大抵読んだので、感想でも。



・ウィワクシアの読書感想文 /佐藤友哉

 感動した。
 いや、もう、これが佐藤友哉の魅力だよって思いました。
 鏡家サーガも好きだけど、やっぱりこういう話をいっぱい書いて欲しいなぁ。今の筆力で『子供たち怒る怒る怒る』を書いたらホントいいのが書けると思う。

 このちょっとぶっ飛んだ設定とか、主人公の一人称の味とか。もっと読みてぇ。
 こういうユヤタンが大好きです。


・青酸クリームソーダ /佐藤友哉

 鏡家だ……あぁ、鏡家だ。
 もう感想としては、公彦のキャラがぶれてなかったなぁというのになんか感動しました。『フリッカー式』のときと変わらないもん。

 ただ、内容的には、面白いには面白いけどやっぱり感想は書きにくい感じ。なんだか『フリッカー式』の前日譚だったよなぁ。いろいろと。
 しかし、一年前にこんな事件に出会っておきながら、『フリッカー式』での暴走を考えると、公彦はいろいろ反省というものを覚えるべきかと。……ってか、鏡家全般的にそれは言えるよな。

 鏡家全員登場は素直に面白かったです。


・佐藤友哉の人生・相談

 序盤からテンションたけぇ……
 突然遊戯王ネタに移行した時はマジで爆笑しました。「神を見せてやる……」って、やっぱりギリギリあの世代にも通じるんですね。
 とりあえず結婚したり三島由紀夫賞取ったりといろいろ活躍したとは思えないほど寂しい状態にいるのはよくわかりました。……はやく仕事を表に出してあげてよ編集さん。

 ユヤタンはすごく身近だなぁとサイド確認させてくれるような内容でした。


・佐藤友哉×西尾維新 対談

 日和ったなぁって話を延々と続けてた。

 もうなんていうか、アレですね。疲れてますね西尾さんは。その代わりに佐藤さんは有り余ってるね。いろいろと。有り余っているものを吐き出す場もなくくすぶっちゃってますね。なんで絶頂のときにプッシュしてあげなかったんだろう。

 三島由紀夫賞取ったことも、島本理緒さんと結婚したことも、一応いろいろ取り上げられてはいるけどでもプッシュが足りない所為で影が薄いから自分で影を濃くするしかないという……。

 まあ、なんていうか。楽しい対談でした。



・ビアンカ・オーバースタディ /筒井康隆

 筒井さんはラノベというものを全力で勘違いしていると思う。

 いや、しかし勘違いしてるんじゃないということに友人とメールをしていてようやく気づく。この人は素だ。素でふざけているんだ。

 うん、正直エロイとキモイの二言しかでてこねぇや。



・オルガンのバランス /上遠野浩平

 正直読んでいて、忘れている人物があったりするから読みにくかったんですけど……。

 とりあえず一つ言いたいのは。当たり前ですがスプーキーEについて。
 ……痩せているスプーキーE? しかも虚弱体質?

 なんというギャップ萌え


 そういえばサブタイトルにイマジネーターって書いてあるなぁと気づいたのは全部読み終わった後。
 飛鳥井仁はさすがに覚えているぜ☆

 あと、最後に琥依の名前がちょっとだけでも出てくれてうれしかった。あの古猟夫婦の話は面白かったなぁ。




 読んだのは以上です。
 まあ、とりあえず佐藤友哉の小説で値段分は取れたかなぁと甘い考えを抱いています。うん。でもね、もし本当にvol8が出るんだったら、今度はもっと良心的な値段とページ数にしてくださいね。


『風邪の看病は万病の元』
 あー。唐突に自作小説更新。

 自作小説カテゴリの始めの方にある駄作、『陽君シリーズ』の時系列的には一番初めの話しになります。


 ちょっと前に書いてたんですが、昨日まで忘れていて、昨日友人とメールしている段階で思い出した次第です。

 いやぁ、しかし。今読むと意外と面白いなぁと自画自賛。まあ、他の人がどう思うかは知りませんが。


 そんなわけで、『風邪の看病は万病の元』。タイトルどおりお約束の物語をどうぞ。







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『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』 感想

 やっとメフィストゲット。


 駅の本屋(積文館)には何故か絶対に入らないので、このクソ暑い中自転車こいで四十分くらいかかる場所にある明林堂まで行ってきました。
 ……いつもやってることだけど、夏にやるとやっぱ辛さが違うな(ってか何で積文館に入らないんだよ)





 というわけで、ここから先は『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』のネタバレ満載なので回避する人は逃げてください。










 さて。待ちに待った人識と出夢の関係。

 少しずつ自分の内面に疑問を覚えていってどうしようもなくなって行く出夢が見ていてはらはらしました。
 語られていることは、実際かなりベタな話だったんですよね。それこそ少年漫画に良くあるように、馴れ合いをはじめたから弱くなった、友達を作ったから弱くなった、って話。ただ、出夢の様子を見ているとそんなベタだと簡単に笑えないんですよね。
 完全に人識に依存しちゃっている出夢。その様子は、戯言シリーズの本編から見たら意外な感じ。まあ、年齢的なことを考えたら、そういう思いを抱いても仕方がない年齢ではあるけど。
 ってか、抱かないほうがおかしい年齢だけど。
 出夢が人識に向けていた感情は、やっぱり『恋』なんだろうな、と漠然と思いました。始めの前書きに書かれていることもそうだけど、玉藻に嫉妬している場面や人識に構ってほしいとしているところなんか見ているとやっぱりそうなのかなぁと。
 心は男だけど、男に恋してしまった。ありゃりゃ。これはどうすれば。
 あくまで予測ですけど、『精神は男』といいつつ、体はやっぱり女ですから、少なからず影響受けているんじゃないかな。それに、強さと弱さが交わってしまっていた、と言っていたし、女である理澄の感覚が交わっている可能性もある。
 まあ、そういう後付な考えはいろいろ出来ますけど、突き詰めていけば『友情』よりも気持ちが大きく、『愛』ほど気持ちは大きくなかったってだけの話ですよね。その中間である、相手のことが気になって気になってしょうがないって気持ち。子供っぽい恋心。
 これは個人的な意見ですけど、『恋心』ってのは異性だけじゃなくて同性に対しても少なからず覚えると僕は思うんですよね。なんかおおっぴらに言うとアレに見られますから言いませんけど。でも、そういう感情は同性愛者じゃなくても少なからず覚えるものだと思います。
 特に出夢は、なんだかんだ言って人恋しかっただろうしね。


 この物語バッドエンドですが、ああいう感じでしか想いを表現できなかった不器用な出夢が可哀想です。
 そういえば、ちょっと前に一部のサイトで問題になったのですが、『クビシメロマンチスト』のある部分で人識が「キスでもすれば恋人だ」って言ったことがあったんですよね。
 その時は、『あ、だったら出夢とのことはどうなるの(笑)』と無邪気に思ったんですが、この話を読むと妙な感慨がありますね。
 一応、その辺の決着は二人の間でついたんだろうなぁ。


 まあ、↑と関係することで言うと、出夢が暴走するきっかけを作った狐さん。
 ……しかし、彼のやったことを考えるとほんとに、最悪だな。
 最悪なことをするためだけに最悪なことを最悪な手段で最悪なほど行うって感じですね。
 むしろ嫌がらせでしょこれじゃ。
 ノリノリで出夢の体を触りまわしたところなんかは本当に変態親父っぽかったです。
 ……ってか、変態度で言えばかなり跳びぬけてるよなこの人。忘れてたよ。



 他の話について。

 まず、西条玉藻の株が上がりすぎ。
 うわ。なんかすごいな玉藻。確かに異常だ異常だって言われていたけど、まさか内面描写ができないほど異常だとはwww
 勝ち方にしても、本当に常軌を逸した戦いで勝ったので、その異常性も加速されるってものです。うわぁ。ホント『クビツリハイスクール』であんなに簡単にお亡くなりになったのが悔やまれる……。
 ただ、一つ疑問なのが、彼女には『恐怖』という概念はあったんだろうかということ。
 意図的かどうか知らないですけど、『恐怖』に関しては一言も述べられていないんですよね。見落としがあったら申し訳ないですが。
 『クビツリハイスクール』のとき、玉藻ははっきり一姫に対して『恐怖』を覚えていたはずなんですよね。それこそ、殺そうとしていた戯言遣いを放ってしまうくらいに。だから、多分『恐怖』はあるんじゃないかと。
 とすると、彼女の中に『感情』がないわけじゃなくて、その『感情』を理解することができないだけ、ってことだろうか。『西条玉藻は現象だ』ってありますから、『感情』とかも全部『現象』として湧き上がってくるんでしょうか。あー。なんかわけわかんなくなってきた。



 てる子さんの師匠の伏線がなんだかんだで回収。
 直木飛縁魔。
 あの零崎双識とも相対したこともある男。単純な肉弾戦では13歳の出夢を軽く凌駕する。
 またとんでもないのが出てきたなぁというのが簡単な感想。
 とりあえず、『俺的必殺・問答無用拳』は、ネーミングセンスの悪さがそのまま威力に繋がっているようにしか見えないわww
 実際は出夢に放ったその一発だけだったけど、なんか雰囲気的にかなり強者だよな。少なくとも、描写を見る限り、哀川さんと真心除いたら一番じゃないか?
 しかしそれを軽く越える直木七人岬ってのは一体何者だろうか。すべてが終わった後に玖渚直から、飛ばされた7の名前をもらうと共に、大抜擢受けた男。うーん、とりあえず、可能性としてはやっぱり『霞丘道児』かな。
 その辺、『戯言遣いとの関係』で明かされることを祈りつつ。
 他の直木三銃士については、もうかわいそう過ぎて何も言うことが……



 最後に。
 子荻ちゃんが変態によってどんどん追い詰められていってます。
 魔法か何かに頼るようになるなんて、策士の名が泣きますよ!
 そしてそこまで彼女を追い詰める変態お兄ちゃんにいろいろと敬意を表したいです。いやはや、今回は今回で、人識の回想で突然ブラジャーについて語りだしたり大活躍でしたけど。
 人識の電話のときの、『……そ、その、えと、え、え、エッチなことしたり』、と『は……はいぃい!?』の二つに、彼女のすべての魅力が詰まっているような気がしないでもないようなちょやめてごめんなさいロリコンですだから石投げないで。

 あー、でもどうせなら高校生のしおぎんももっと見てみたいよ。クビツリでの退場が早すぎる。




 まあ、そんな感じで『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』でした。

 期待通りの感じでかなり楽しめました!


千葉さん生かすです的な本二冊の感想


○『グラスホッパー』 著/伊坂幸太郎
グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)
(2007/06)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る



 購入物。
 週間少年サンデーで連載中の『魔王』に、この小説のキャラがクロスオーバーででているので、そのつながりで読んで見たいと思って買いました。

 読んでみて、まず蝉と岩西が最高すぎる。
 漫画版でもそうでしたが、本当にこの二人のツンデレ具合はすごすぎる。両方ともあいてのことを本当に気にしていないって風をしているのに、実はちょっとは気にしているというその微妙なバランスがいい。露骨じゃない分リアルだよ。ってか深いところでは信頼しあってるんだろうな、って思います。
 残念ながらこっちでは両方とも死亡しましたけど……
 蝉はなー。いいキャラしてたのになー。

 鯨に関しては、漫画版では本当に意味の分からない男だったですがこれを読んで彼の内面がかなり掴めました。
 とりあえず、このグラスホッパーの六割がたは彼の物語のように思えます。一応鈴木、鯨、蝉の三人が主人公みたいになっているけど、一番主人公っぽかったのは鯨だよなぁ。
 人を死にたくさせる『自殺屋』。伊坂さんのこういう発想はすごいよなぁと思います。
 まあ、彼も最後は……
 っていうか、最後のあれはちょっと悲惨でしたね。まあ、彼らしい死に方かもしれないですけど。最後の最後に『押し屋』さん、空気読みすぎです。

 なんだかんだで最後に生き残った鈴木は……なんでしょう。ホントずっと振り回されてたなぁ。
 あさがお(←何故か変換できない)さんがかっこよかったなぁ程度で、実はあんまり鈴木のほうには意識が行ってませんでした。
 でも、主人公気質ではあるはずなんだよなぁ。ずっと妻の言葉を繰り返していたところとか、『魔王』の主人公の安藤っぽい感じもしたし。そうだ。サンデーの漫画の第二部は『呼吸』じゃなくて『鈴木』に変え(ry
 もうちょい活躍してほしかったなぁと思ったけど、活躍が空回りしたキャラに見えました。


 なんだかいろいろ漫画版『魔王』の元ネタが見れて面白い話でした。(とくにすずめ蜂には吹いた)
 また、普通に一つの作品としてもかなり面白かったです。
 全然かかわりのなかった人間が少しずつ交わって行く。こういう話は結構ありますけど、難しいからあんまり見ないんですよね。久しぶりに見れて面白かったです。


○『死神の精度』 著/伊坂幸太郎
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る



 図書館から借りました。
 きっかけは、丁度借りられてなかったのを見たのでこの際と思って。

 実を言うと、伊坂幸太郎の作品って苦手だったんですよね。
 ただ、その考え方は『グラスホッパー』でかなり崩れて、この『死神の精度』で完全に変わりました。
 この作家面白いわ。

 そんな感じで『死神の精度』
 死神の設定がかなり凝ってて面白かった。こういう、上手いなぁって思える世界観が見ていてなんだか羨ましい。
 短編集で一つ一つは独立しているのですが、途中に微妙なつながりが見えるのがミソ。
 最終章の老婆の正体とかその時に一話の女性がその後どうなったかを知ることが出来たときは、思わず唸りました。

 一番好きなのは、恋愛の話。どの絞めも良かったけど、この話の絞めは中でも最高すぎた。

 あと、何気に『重力ピエロ』の春が出てきてましたね。まさか。と思ってネット検索したらマジでした。こういうクロスオーバー大好きです。






 そして、最後に今週のサンデーの『魔王』の感想。

 千葉が出てきました。

 あー。だから雨だったのか、とすごく納得しました。
 もう『私の仕事は”調査”だけだ』とか、『人間には興味がない』とか一つ一つの物言いがよかった。あぁ、今週のサンデー読む前に『死神の精度』読んでてよかった。

 しかし、これで本当に安藤の死亡が確定となりまして。

 先週の「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」が本気でかっこよかった上に今週のこの展開なので、本当に毎週毎週楽しませてくれます。
 毎週一番楽しみにしている漫画ですよ。

 そういえば、原作『魔王』の方でもちょっとだけ千葉出てたっけな。





 そんなこんなで、伊坂幸太郎の感想でした。

 ……最近、一人の作家の本をまとめて感想書くことが多くなってるな。まあ、そっちがらくだけど。


 PS:『死に損ないのタイガー』のラスト更新しているので見てください。下の記事です。



プロフィール

Author:西織
この欄を編集するのを完全に忘れていた男。今年の四月に新社会人という名の社畜人生に一歩を踏み出した。



性別:男
年齢:22歳
血液型:A型
趣味:読書&執筆
将来の夢:作家(前途多難)

本の感想などを見たい人は、こちらをどうぞ
『空っぽの知識(読書日記)』
http://emptyreader.blog81.fc2.com/

自作小説専門のブログ作りました。
『空っぽの知識(自作小説)』
http://emptynovel.blog83.fc2.com/

同じFC2ブログを三つも作ったことにより、他のブローカーに訪問者履歴的な意味で迷惑が……あの、本当に申し訳ございません。


何か連絡があれば、こちらにお願いします。
alred_marchen☆hotmail.co.jp
(☆を@に変えてください)



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