空っぽの知識
 かたよりまくった読書くんの日記
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仮面ライダーブレイド視聴終了




 仮面ライダーブレイドの本編見終わりました。




 いや、まさか最終巻でここまで評価がひっくり返るとは思わなかったわ。11巻の時点ではもうこの作品はネタ作品としか見ていなかったのに、まさかの最終巻で傑作だと思ってしまうと言う。それくらい最後の盛り上がりはすごかった。それだけに、作品全体を通してのグダグダ感が残念すぎる。


 うん、最初はちょっと愚痴入れる。ちゃんと真面目に感想やるから我慢して。始と剣崎の友情について熱く語るから。これが本音だから。だから愚痴は不快になるかもしれない。だが私は謝らない!



 水平線の下愚痴だから見たくなかったら見ない方がいいと思うっす。




 正直、途中のエピソードでは剣崎とその周辺のキャラにイラつきまくって見るのを放棄しそうになったレベルでした。いや、だってあの四人、あまりに自分勝手すぎるから……。この場合の四人はライダー四人じゃなくて剣崎ファミリーな。
 本来物語的には暴走している睦月とか、人間のことを理解しない始に対してそういうわだかまりは生まれるはずなのに、それにもまして中心四人のこじれっぷりは困ったさんだったから……。


 ブレイドの全編に通して言えるのが、キャラクターの弱さを描いている、ということだと思います。特に顕著なのが睦月ですが、他にも、やることなすこと全部裏目に出る橘、人間の心を持って苦悩する始、迷いなく戦っているつもりでもいろいろな障害に戸惑う剣崎。サブキャラクターたちにしても、いろいろな弱さや迷いを抱えていて、それをただ克服するのではなく、折り合いをつけて成長する。そんなヒューマンドラマ的な要素が強いという点で、確かに素晴らしい物語だとは思います。


 だが。だが一つだけ言わせてほしい。あまりにも脚本と演出のすれ違いが酷い。シナリオはいいんだ。構成だけを追っていけば、人間同士のぶつかり合いを描いた素晴らしい話なんだ。だけど、一話一話、細かい点を見ていくとあまりにも酷い。対立する必要のない対立、する必要のない勘違い、何故そこで切れるのかわからない沸点。お前らコミュ障すぎるだろ! そんな状態で勝手に悩んで勝手に泥沼になってんだから、そりゃあむかつくわ! 
 最初はキャラ設定がおかしいんだと思っていた。けど、よく考えると「どうしてそこで切れるのか?」というシーンが序盤は多すぎた。序盤で擁護できるのは精神的に不安定だった橘さんくらいなもんで、あと三人の対立は訳がわからん。しかも勝手に自分で納得して和解しているし。そんな状態で悟りとか開かれても自己満としか思わんわ。というか広瀬も虎太郎も、お前ら何もしてない癖に偉そうなんだよ!
 橘さんに関してもいろいろ思うところはあるけれど、あの人は精神的におかしかったから仕方ないし、しかもそのあとのダディっぷりを見るとそれが素なんだと思う。ってかこの人はキャラ設定的におかしな役割振られ過ぎ。ちなみに後半のこの人の暴走は擁護できんが。ちゃんと剣崎に説明しろ……。






 よし、愚痴終了。



 さて、ここからは仮面ライダーカリスとブレイドの友情物語について語ろうか。


 もう始と剣崎の二人に視点を当てて見てみると、本当に面白くて困る。特に最後の剣崎の選択が、『人類を救う』という思いあがった理由じゃなくて、始を救うためにした、って言うのがすばらしい。
 もちろん、人類を救う、っていう意味もその選択にはあったと思う。けれど、それだったら始を封印すればいいだけの話で、普通の物語の主人公だったら悩んだ挙句それを選択していたはずです。けれど剣崎は、『人間になりたい』という始の思いも救ってやった。自分が犠牲になることで、『人類』なんていう把握しきれない巨大なものじゃなくて、目の前の『一人の人間』を救ったわけです。だからこそ、最後の剣崎の選択は違和感がないし、純粋にかっこいい。ヒーローとして、仮面ライダーとして文句のつけようのないくらい完成された結末だった気がします。
 特に、自分自身が化物に変わって、みんなの前から姿を消す、というのが、最初の改造人間という仮面ライダーの在り方に似ているなぁと思ったりします。


 思えば、始と剣崎の関係は最初から丁寧に描かれてきました。アンデットでありながら人間の心を持ってしまった始が、次第に変わっていく自分に戸惑いながら成長する。その人間としての成長には、栗原親子の存在が大きかったのは確かでしょうが、それだけでなく、剣崎との関係も重要だったと思います。最初は敵意むき出しだった剣崎が、栗原親子と始の関係を見て少しずつ心を開いていくことで、始も『人間』というものを剣崎によって学ぶ。そうして、ジョーカーとなろうとした始を剣崎が助けることで芽生えた友情が、次に始が剣崎を救う、という天下につながる。うん、本当に熱い。「今度はおれの番だな」と言って、キングフォームになった剣崎の元に急ぐシーンは思わず叫びました。やばい。マジでかっこいい。濡れる。

 とりあえずこの2人の物語を見るだけでも、ブレイドは傑作です。オンドゥルとか他のキャラの意味不明行動はこの際ネタと割り切ろう。オンドゥルラギッタンディスカー!


 あと、睦月サイドは順当な成長物語としてもよかったと思う。闇落ちした睦月の扱いがちょっとひどかったけど、カテゴリAとの一騎打ちの決着は本当に最高だった。自分の弱さを乗り越える、という要素は、こいつが一番強かったと思う。島さんの株上げもあったしね。
 それにしても、作中でのほかのキャラに比べて、睦月のリア充っぷりには戦慄する。お前可愛い幼馴染だけじゃなくて虎姐さんまで籠絡するとか! これがヘタレヒモ男の実体か! 末永くもげろww!


 ちなみに評価が高い広瀬親子のエピソードは、悪くはなかったんだけど、トライアルBが広瀬庇う時の状況があまりにも不自然でそっちばっかり気になってた。いや、あそこで広瀬がギャレンとブレイドに近づくのはおかしいだろ? いくら苦戦しているからってお前が近付いたからってなんになるよ? 最近おとなしいと思ってたら唐突に変な行動をとる最強女。冷蔵庫指で押し上げた時、もうこいつがライダーになればいいと思った。
 あと、虎太郎はほんとうにいらないと思う。なんでこいついるんだろう。


 ダディは天然なのでむかつきつつも視聴中の心を終始癒やしてくれた。「やっぱりそういうことか」と会話に参加。「これ食ってもいいかな?」。睦月に押されて重傷。剣崎を助けようとしたカリスに全力射撃。勘違いで剣崎を監禁。もう、他にも橘さん伝説は面白すぎる。しかも本人はいたって真面目だからタチが悪い。そしてやるときは本当に強いから困る。伊坂があんなにあっさりやられるとは思わなかったわ。バーニングザヨゴオオオオオオオオーは無敵です。辛味噌♪





 うん、かなり失礼な感想になったと思う。


 だが、私は謝らない!(キリッ

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コメント

突っ込みどころが多々どころか、むしろ突っ込みたくなるところばかりで、取りあえずそうなる前に頭冷やして一度話し合ってみろよってな部分だらけなブレイドですが、剣崎と始の物語のみをチョイスして見ると、本当に一貫していますよね。
あの二人のそれまでの繋がり、そしてそのかかわりの中での変化からの最後の選択。最終巻まで見るとこれまでの評価が一変するのも凄くわかります。
剣崎自身は仮面ライダーとして最初から人類全てを救うなんてつもりもなく、ただ目の前にいる人々を救える力があるんだから救いたいというような心で仮面ライダーを続けていたのだから、その考え自身には最初から大きなブレは無かったと思います。オンドゥルなどかなり序盤こそネタですが、平成ライダーの中でもかなり仮面ライダーしている作品なのは間違いないですよね。
また始の成長も西織さんの言うように栗原親子との関わりこそでかいですが、剣崎との関係の中で『人間』というもの、それも剣崎というどこまでも真摯で馬鹿な人間を知り、剣崎もその中で始のことを信じ友情を深めていったのは剣の中での核となる物語でしたね。本当にこの二人の関係作りにおける物語の展開はブレがなかったなと思います。たい焼き回はまあ夏のギャグ回ですので笑えばいいと思うよってとこですねw

あと橘さんに関しては……もう橘さんは橘さんだからってことで全て丸く収まると思います。というかあの人の橘さん伝説は初見が見るとギャグだろうってことが見事なまでに本当だからなあ……まあ井坂戦とかギラファ戦とかはカッコイイですし!最後そうなる前に嶋さんあたりにリモート使っておけよっていうのは禁句ですね!
あと橘さんに関してはむしろ中の天野さんのネタっぷりが素晴らし過ぎて困る。天野浩成伝説は初見で爆笑していましたw本当にダディは色んな意味で愛されています。

ムッキー関連はどうしてもちょっと冗長的なイメージがあるのですが、彼自身の中の闇を見つめ、そしてそれを乗り越えるという作中における成長は彼が一番大きかったというのには同意です。元々は本当にたんなる一般人であった彼の変化、そしてカテゴリーAの呪縛を乗り越えたところはやはり見ていて燃えるものがありました。リア充っぷりに関しては本気でもげろってか爆発しろというか・・・本当虎姉さん人間というかアンデットが出来過ぎです。嶋さん含め人間サイドよりアンデッドサイドに一番人間が出来ている人がいるってのはどうなんだ・・・・・・ヒロシサンとか虎太郎に関してはまあいないと、剣崎ホームレス化するところでしたし!ってか何気に虎太郎はブレイドの核動力炉バイクを整備できるっていう超絶スキルを持ってるんだぜ!まあそれが本編に関係あるのかと言われるとありませんが……

あとは長々と4人とも中々仲良くなれず仲たがいをおこし、ダラダラと戦っていましたが、その分ケルベロス戦などでの同時変身には燃えるものがあったと思います。そして男の子なら45話の最初のこれまでのあらすじ部分はたまらないものがあったと思いたい!

>それだったら始を封印すればいいだけの話
また劇場版はそのイフの話ですので見ておくべきかと。相変わらず突っ込みいれたくなるかもな部分多いですが、剣崎と始の物語としては本当にブレが無いと思います。

最後に相変わらず、ライダー感想となると無駄に冗長になってしまい申し訳ございません・・・・・・
あと以前貼ったリンクですが直接となると飛べないようなので、hを一つ消して貼り付けておきますね。
ttp://www.syu-ta-anime.com/blogimg/2010/d/20101123w03.jpg
ttp://www.syu-ta-anime.com/blogimg/2010/d/20101023w03.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=DcNLB_HC8VY&feature=related
あとこのバトルビデオでも橘さんは相変わらず橘さんでした。なんでこうもダディはダディなのかw
[2011/06/16 17:21] URL | サバ味噌 #- [ 編集 ]


ブレイドは絶対にこれまで見てきたライダー系の中じゃ最悪だなぁと思っていたのに、最終巻でそれをひっくり返すような展開を持ってきて驚きました。終わりよければすべてよし、と言ってしまえばそれまでですが、このエンディングがあるのなら、これまでの拷問じみたストーリー展開も悪くないように思えてしまう不思議。

45話の最初のあらすじは確かに燃えましたね! というか、総集編とかPVとかそういうのを見ると、驚くほど面白く見える不思議。本当はめっちゃきついというか怒りさえ覚えるレベルにみんなうざかったのに……。ほんと、演出と脚本のすれ違いが悲しい作品です。

それにしても、ほんと橘さんはすごかったです。ネタ四天王と呼ばれる理由も分かるというもの。ここまで天然で事態をひっかきまわすのですから、そりゃあ、あのやさぐるまさんでさえ影が薄くなるのも分かる気がします。ってか、そのダディと同列に語られる草加と名護さんというのはいったいどんな奴なんだ……。
最後ああなる前に島さんをリモートしとけ、ってのは本気で思いましたね。あの時点で睦月はまだギラファが脱落すること考えていないから、睦月が発想しないのは仕方ないにしても、積極的に封印しに行くダディが何も考えていなかったというのは、もうほとんどギャグだと思います。しかも妙に格好いいしあのシーン。作中でも屈指のバトルシーンなのに、やってる事実を考えるとギャグにしか見えないというww
役の天野さんもほんとネタの宝庫になってますねww。サバさんに教えてもらったものでもありますが、『ライダーではクールでかっこいい大人の男を演じていたのですが』のところは、全話見た後だとあまりのネタっぷりに笑いが止まりませんね。あながち後半や一部に限って言えば間違っていないのが憎いww

ムッキーに関しては、確かに冗長だなぁと思う気持ちもありましたが、個人的には剣崎ファミリーのいざこざの方に『勘弁してくれ』という気持ちが強かっただけに、もうムッキーはそのまま厨二街道まっしぐらでいいよとすら思っていました。ってかムッキーが活躍すると虎姐さんの出番が増えるのでオールオッケー、的な。ってかほんと虎姐さんは作中で一番の常識人でいい人でかっこいい女性でしたね。ただ欲を言うならもうちょっと睦月に興味を持つ理由付けがほしかったかな……。

そういえば、虎太郎はバイクの整備してましたもんね。おい剣崎自分で整備しろよと思わなくもないですが。というか一介の雑誌記者が何故そんな超絶技能を……。
原子力エンジンと言えば、サバさんは知っているかもしれないですけれど、ブレイドに参加している脚本家の一人の井上敏樹が一つ伝説を作っていて笑いました。原子力搭載エンジンがエンストしがちだったので蹴って直す。なぜかガソリンを給油。この大胆設定改変に対応するためにカブトではガソリンエンジンと特殊エンジンの両方を搭載している設定になったとか……。
井上脚本回はなんというか微妙なのが多いと思ってしまうのですが、龍騎の『ガラスの幸福』やカブトの剣の最後のエピソードなんかも担当してたりするので、一概に嫌いと言えないところが困ったものです。たい焼き回も井上さんでしたし……。うーん、ギャグとお約束展開を控えれば面白いと思うんですが。
こうなったら井上さんがほぼ全部書いているアギトや555を見るしかない……。


あと、画像についてはわざわざありがとうございました。めっちゃ笑いました。きもすぎるww

ハイパーバトルビデオに関しては、ダディもダディですがムッキーもムッキーだったぜ……。ってか変身しないで使えるんだそれ!?


ライダーの感想に関しては毎度ですが、サバさんの意見を読ませてもらうのが一つの楽しみになっているので大丈夫ですよ! これからもよろしくお願いします!
[2011/06/16 22:20] URL | 西織 #fBhJEaUc [ 編集 ]


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西織

Author:西織
この欄を編集するのを完全に忘れていた男。今年の四月に新社会人という名の社畜人生に一歩を踏み出した。



性別:男
年齢:22歳
血液型:A型
趣味:読書&執筆
将来の夢:作家(前途多難)

本の感想などを見たい人は、こちらをどうぞ
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自作小説専門のブログ作りました。
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