空っぽの知識
 かたよりまくった読書くんの日記
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仮面ライダー電王視聴終了





 仮面ライダー電王の感想やります。



 前評判があまり良くなかった挙句DVD一巻での印象があんまりよろしくなかったので正直大丈夫かな―と心配だったんですが、巻を追うごとにキャラクターたちの魅力があふれてきて、さらに無駄となるような話が少なかったという点で、かなり安定してみることができました。人間のドロドロとした感情を描いた話が少なかったので、その辺も人気の理由なのかもなーと思ったり。


 おそらく一番の魅力であるのが、味方のイマジンたちのキャラクターだと思うのですが、モモタロスに始まりウラタロス、キンタロス、リュウタロスとそれぞれが自由すぎるくらい自由に良太郎と接し、その過程で絆を深めていった結果、クライマックスフォームのエピソードがあったり、最後の別れの演出の面白さがあったりしました。
 いやもう僕なんか、キンタロスが「契約完了や」と言った瞬間泣きだしちゃったくらいですからね。全体的にキンタロスは虚を突くようないい台詞が多かったけど、あれは反則だわ。お前の最後に俺が泣いた!(最後じゃなかったけど)
 キンタロスだけじゃなくて、ウラタロスの嘘の突き方も堂に入ってて素晴らしかった。「いや、僕ってさ、嘘泣きしかしたことないし?」っていう台詞が最高すぎる。そのあとたった一人で立ち向かっていくシーンのかっこよさ。とてもあんなダサいデザインとは思えないぜ。
 一番自由だったリュウタロス。お姉ちゃんのこと好きで良太郎と一緒にいることを決めたわけだけど、良太郎と自分は一緒ではない、ということを周囲から強制的にわからせる展開がなかなか辛かった。いい意味でも悪い意味でも『子供』を強調されたキャラクターで、それが少しずつ成長していくといったキャラクターだったと思います。
 そして、主人公でもあるモモタロス。もうこいつに関しては、確かに萌えるよなという行動をたくさん取ってくれました。いやもう、声優さんの声と中の人の演技がマッチし過ぎてて素晴らしかった。実直で素直な奴だからこそ、乱暴ながらもどこかやさしいところがある。彼の魅力については、見てくれとしか言いようがない感じですね。

 主人公と言えば良太郎なんですが、最初はマジでヘタレで最弱の主人公だと思っていたんですが、弱い印象をブレさせることなく、しっかりと仮面ライダーの主人公をやりとおしたところがすごかったと思います。ヘタレかと思いきや頑固さを持っていて、力が及ばないのはわかっているからこそ、なんとかしなければいけない、という現実と向き合う力を持っているところが、彼の一番強いところじゃないかと思います。
 しかしまあ、実際鍛練とかやって基礎力は上がっていたみたいだけど、最後まで地力の弱さをなくさなかったところが本当にすごいよなぁと思う。ライナーフォームでの動きのへっぴり加減とか、本当に演技分けすごいよなぁ。ってかこれは全体的に言えるんだけど、電王は演技の質がすごい高いと思う。イマジンに取りつかれた時の佐藤健の演技がほんとすごかった。モモウラキンまではいいにしても、リュウタロスのあのダンスとかマジですごすぎるだろ。


 さて、主人公勢を語ったところで、周囲のことなんですが。

 桜井侑斗に関しては、登場の時の印象があんまり良くなかったんですが、彼の秘密が一つずつ明かされていくごとに魅力が増して行くキャラクターでした。ってか、主人公よりも主人公らしかったと思う。次第に自身の存在を忘れられていく、という設定が、後半以降は特にうまく使われていたなぁと言う感じです。変身に代償があって、その代償を払って傷つきながらも戦うというその姿が、ある意味ヒーローの究極の姿だと思った。
 特に40,41話のエピソードが大好きで、彼自身ができる限り現代とのつながりを作ろうとしないところがどこかさびしさを覚えました。デネブは侑斗のためを思ってつながりを作ろうとするんだけど、もしそのつながりが、相手にとって大切なものになってしまったら?という問題があって、だからこそ侑斗は「忘れる方も辛いんだぞ」とデネブを叱責します。忘れられる自分も辛いはずなのに、そんな風に言える侑斗はやっぱりいい奴なんだなぁと思いました。それと、このエピソードのヒロインである葉月翔子がめちゃくちゃ可愛かったというのも好みの一つです。
 次にデネブですが、彼もほんといいキャラしていたよなぁ。モモタロスと同じくらい萌えキャラだと思う。常に侑斗のことばかりを考えて、侑斗のためになろうと必死になるんだけど、その行動はなんだか空回っちゃって。その空回りが、作中ではとんでもない事態を引き起こしたりするというエピソードもあって、かなり憎めないキャラクターとなっていました。何より、侑斗のために桜井(大人ver)に怒るシーンなんかが印象的です。
 最終回でイマジンが全員消えてしまったと思われた時のこの2人がまた良くて、ゼロライナーに戻った侑斗が、デネブの残した食事とメッセージを見たところ、自分もボロボロ泣いてました。いや、あの置き書きは卑怯だって。その物悲しさがあったからこそ、そのあとの再会の流れも素直に受け入れられたなぁと思います。


 次に物語の根幹と言うべきヒロインのハナですが、彼女の正体がわかったときの衝撃はすごかったです。
 ハナは確かにいいヒロインではありましたが、まあぶっちゃけ他のライダーシリーズと同様、空気だよなぁと思っていたところがちょいちょいあっただけに、最後の最後で『消えた時間』の真相と彼女の正体がきっちりと語られたところでは驚きました。くそ、幼児化現象もちゃんろ理由があったんだな……。
 しかし、幼児化のおかげでまさかのヒロイン交代には吹いてしまった。おかげで劇場版「俺、誕生」を見て、「あ、ハナさんがいる。懐かしい」と真剣に思ってしまった。コハナもキャラとしては悪くなかったんだけど、やっぱりガキっぽかったからなぁ。


 最後に、桜井(大人ver)と愛理さんについて。裏の主人公と言うか、ほんとこの人たちの決意には泣かされたわ。全てを捨てて戦いに赴く桜井と、忘れることになる辛さを受け入れて見送る愛理。いやもう、45.46話の展開は、こいつらが主人公でよくね?と思わず思ってしまったくらいです。自分たちの子供を忘れることになってでも守り抜く、というその強さに鳥肌が立つほどでした。
 特に桜井の変身シーンはかっこ良かったなぁ。侑斗がいるから顔見せできなかったのが残念だったけど、あの一瞬の「変身」の言葉と変身ポーズがマジでかっこよかった。何気に初めての台詞だったしね。カッコいいおっさんは素晴らしいです。



 あ、あと語るの忘れてたけど、ジークの存在感は異常。本編の主要話数二話で、変身シーン一分にも満たないくせに、なんで最終話であんなに存在感あるんだよww。そしてみんなが消えてしまった、と思われた時の「なんであの者らは私の名前を呼ばぬのだ?」にめちゃくちゃ笑ってしまった。リュウタロスが一番自由とか言ってたけど、一番自由なのは絶対こいつだよなww



 こんなところかな。

 見る前は、やれ声優オタを引きこんだだの、ラノベ的だの言われていたので身構えていたんですが、確かにラノベ的な物語ではありましたが、その分盛り上がりはすごかったと思います。とくに最終話付近の伏線回収と演出は最高だった。物語の完成度は上位だなぁ。



 ではでは、この辺で。

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コメント

電王の一番の魅力といえば個性豊かなキャラクターによる部分が大きいですが、TVシリーズだけをピックアップするとWに引けを取らないくらいまとまった話になっていますよね。
イマジンの面々はモモタロスたち味方のイマジンも、各回ごとの敵イマジンもコミカルなキャラばかりで彼らのやり取りを見ているだけでも電王の魅力は十二分に伝わってくると思います。
にしても最初の回あたりに妙にホラー的演出が多かったのはなんだったのだろうか……
また嫌が応にも、見ている中でモモタロスたちに対しての感情移入はキャラの魅力もありどんどんと高まっていってしまうので、最後のあたりの退場劇は自分も涙ながらに見ていました。最後のオチもまた電王らしさが全開で大好きです。ピアノマンの回なども好きですが、やはりこの作品に暗いオチは基本似合わないと思うので。

モモ、ウラ、キン、リュウタたちに関しては西織さんが十二分に魅力を語ってくれているので長くは書きませんが、萌えに姿形はまあ関係ないんだなあと放送中は実感させられましたw
またそれだけではなく、主人公であるモモタロスは確かに乱暴者ですが、その内にある情にもろくぶっきらぼうな優しさは本当に深いものだったと思います。中盤あたりから良太郎を心配しているモモたちイマジンの面々を見ていると、こいつらはいいやつだなあという気持ちにさせられました。

また変身者である良太郎ですが、確かに彼は不運であり、肉体的には最弱であるのかもしれませんが、心の強さ的なものをいうと、多くのライダー変身者の中でも最も強い主人公だったかもしれません。
『弱かったり運が悪かったり何も知らなかったとしても何もしないことの言い訳にはならない。やらなきゃいけないと思ったらやるよ』という言葉は彼を物凄く表している言葉ですね。かなり頑固な部分もありますが。
あと役者の演技がすばらしいというのは心底同意です。1人6役を見事こなしていた良太郎はもちろんとして途中追加のコハナですら大人顔負けの演技力でしたし。

また桜井侑斗に関しては電王中の普段のライダーにおける悲哀枠を一手に背負っていたなと思います。良太郎とはまた別のヒーロー然していたヒーローというか、孤独の辛さをわかっているからこそ、自分から他人に対してつながりを持たないようにして、他人に対して生意気な態度をとってしまっている侑斗はとても優しいんだと自分も思います。中盤はずっと侑斗のターンでしたね。
一緒にいるデネブの母ちゃんっぷりも大好きですね。デネブの行動原理がまず侑斗ありきなのですが、それでいてちゃんと侑斗以外のことも見ているところなどは彼自身をとてもあらわしていると思います。書置きのシーンは自分も泣いてしまいました。その後嫌いな食べ物を一生懸命に食べていた侑斗の姿がまた涙を誘っていました。

あとハナはまだ他ヒロインと比べると中盤などでも空気ヒロインではなかったと思いますねー。というか電王はモブ的なキャラ一人をとっても濃いやつばかりですし。どちらにしても終盤のあの伏線回収には驚きの一言でした。まさか幼児化を逆に伏線に使うとは・・・ヒロイン降板に関しては色々と言われています亜があまりに気にしない方が言いでしょうね。

ジークは・・・もうあいつはああいうものだと思うのが一番ですねw

あとまあ電王の評判が悪いというのは単純に毎年毎年の引き伸ばしが長いからでしょうねー
TV本編自体は開始前はまあいつも通り「電車ってwwライダーじゃないじゃんw」「なにこの剥け桃w」みたいな批判はありましたが、なんだかんだで楽しまれていましたし、新しいファン層を開拓できたのもいいことだと思いますし。
もちろんその後に作られた映画にも出来がいいのはありますが、役者さんも本人が出なくなってくるとやっぱり違和感がでかくなってしまうというか・・・ただまあ鬼ヶ島とエピソードイエローは結構好きです

ちなみに余話ですが、1話で良太郎をいじめていた不良の中の一人が霧彦さんの君沢さんですぜ
前に見返して気づいた時は爆笑しましたw
ttp://www.syu-ta-anime.com/blogimg/2010/a/20100308w12.jpg
ttp://www.syu-ta-anime.com/blogimg/2010/a/20100308w13.jpg

そして本当にどうでもいい話かもですが、オーズ目当てにゴーカイジャーも見ているのですが、今週のゴーカイジャーが本当にこれは酷いの一言に尽きましたwww見てて3分に一回は爆笑していた気がします。今回ばかりはちょいと見てみることを勧めますねw
[2011/08/09 12:34] URL | サバ味噌 #- [ 編集 ]


ほんと、良くも悪くも前評判が裏切られた形でした。こんなに物語の完成度が高いなんて、私聞いてない(ネタが違ッ)

確かに続編量産が問題なんだろうなぁとは思いました。劇場版二作とエピソードレッドまでは見たんですが、特にレッドで良太郎が幼児化していたのが受つけなくて……。鬼が島で何かあったところまではwikiで知ったんですが、やっぱりこういう実写ものは、役者が変わると印象が変わります。コハナも、すごく演技がどうに入ってて自然ではありましたが、やはりどこか子供っぽいなぁと思ってしまったので。劇場版ェ……。
鬼が島とイエローが面白いという話なので、そこまではがんばってみてみようかなぁと思います。しかしその前にディケイドを見ないと。おのれディケイド。

キャラクターに関してはもう感想の方で書いているので控えますが、電王は特にキャラ語りしやすい話だったなぁと思います。そして、そのキャラクターを最大限に生かしたシナリオの流れには脱帽です。カイの目的など、ちょっと腑に落ちない点もあることはありますが、そういう些細なことが気にならないくらい爽快な物語でした。

しかし、まさかの霧彦さんww。大出世じゃないですかww


ゴーカイジャーに関してですが、これは途中からでも見るべきなのか、それともすでにレンタル開始しているDVDから借りてくるべきなのか……。とりあえず悩みどころですが、なんというか評判だけを見ているとディケイド見たいにはなっていないようで良かったです。とりあえず自分はカーレンジャー回は見たい。
[2011/08/09 21:50] URL | 西織 #fBhJEaUc [ 編集 ]


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西織

Author:西織
この欄を編集するのを完全に忘れていた男。今年の四月に新社会人という名の社畜人生に一歩を踏み出した。



性別:男
年齢:22歳
血液型:A型
趣味:読書&執筆
将来の夢:作家(前途多難)

本の感想などを見たい人は、こちらをどうぞ
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自作小説専門のブログ作りました。
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