| 読書日記・第一回 |
更新停滞ごめんなさい! ちょっと体調を崩しておりまして、三日以上放置に……
さて、いざ更新するとなると、何書こう、って感じで固まってしまうんですけど。……そうですね、以前から計画していたことを少し行おうかと。
一応、僕はいろいろと本読んでいるんですけど、ブログでレビュー書くのは、何か変な力が肩に入ってしまって今までのような感想になってきたんですよね。だからあまり大量に行えない。なので、ある程度の期間に読んだ本の感想をつれづれに語っていくようなことをやろうと思います。
名づけて、読書日記。
では、第一回目。
●姑獲鳥の夏 著/京極夏彦
図書館で借り読み。 ポケットに入る文庫サイズで読みました。 前々から、西尾維新さんが影響を受けた作家としてよく名前が挙がっていたし、また評判自体もかなり高かったことから、読みたいとは思っていたのですが、読もうとするたびに様々な事情が重なり途中で挫折。しかし、今回図書館で丁度上下巻そろっていたので再挑戦。どうにか読み終えました。
感想としては、「すごい!」ってだけ。下巻の半分に渡る回答編には、驚かされ続けました。ちょっと入り組んでて混乱したところも分かりましたし、また呪術的なものにもうまく説明がつけられていたし。 とくに、京極堂が話す哲学がかった話は、一回では理解できなかったけど、二回、三回と読み重ねて理解したら、なるほどってなりました。ああいう話はかなり好きです。
一番好きなのは、京極堂こと中禅寺秋彦です。っていうか、彼かっこよすぎです。小難しい話なんか始めた時はちょっととっつきにくいかな、と思ったんですが、それすらも最終的には魅力に。特に憑き物落しをやるときの服装を想像すると、かっけーって思います。 対して、関口には最後まで感情移入できませんでした。っていうか、ぶっちゃけイライラしたなぁ。語り部のくせに感情移入できない……。まあ、その分周りのキャラで中和されましたけど。
評判な訳がよく分かりました。これは次巻以降も読まねば。お金に余裕があれば購入も考えます。
●踊る世界 イヴの旋律 著/細音啓
購入物。 前々から紹介しようと思っていたシリーズですが、時間がなくて出来なかったもの。 もともと、ネット上で人気が爆発したそうで、今更僕が紹介しても変わりはないと思うのですが、一応読んだ感想だけは。
クルーエルが大好きです。 やばいです。もう、どっきどきです。彼女が登場するシーンすべてにどきどきしてました。文字通り心臓が高鳴りました。わりとマジで。 その理由は、三巻のラスト。クルーエルがネイトにした「おやすみのキスをして」発言。もう、あれには、クルルに悩殺されました。 あー、くそ。小説でこんな気持ちになったのは久しぶりだぞ。 ……ただ、今回は眠ってばっかりでほとんど出番無し。ぐすん。次は出番いっぱいあってくれ。
そして、次にネイト。 可愛いです。十三歳の少年です。可愛いです。小動物みたいで。 小さな男の子が頑張る姿がこんなに見ていて和むのかと思いましたね。天才でなく、選ばれたわけでなく、ちょっと特殊な境遇に置かれた普通の男の子であるというのもいいです。大抵は、特殊な状況に置かれた時点で主人公補正がかかるんですが、その補正が無理ない感じがするんですよね。 特に今回は、大活躍でした。たった一人で敵を倒すというのが、ネイトの成長として素直に見れた。名詠に頼りっきりになるわけでなく、自分の持てる物すべてを使って勝つというのが熱いです。あのシーンはよかったなぁ。
あ、キャラが先になっちゃった。 えっと、内容なんですけど、なんか複雑になってきたなーって感じです。ところどころ謎が解けてきたところもあったけど、それ以上に不透明な部分が多すぎるような。セラフェノ音語の秘密が微妙に出てきたのも、やっぱり今後何か繋がるのかな。 とりあえず、夜色名詠の意味が分かっただけでも十分満足ですけど。
様々な場所で透明感のある物語、といわれていますが、確かにその通りです。ついでに言うとサラサラと流れる清流のような気もします。 これは買いだ、とまでは言い切りませんが、読んでみて損はないシリーズであると思います。 さて、次は二月だそうで、楽しみです。
●図書館革命 著/有川浩
学校の図書室にて借りた本。 前三作も図書室で借りました。っていうか、僕が入れてくれるように頼みました。おかげでうちの学校の図書室には有川浩が『くじらの彼』を除いて全部入りましたよ。うはっはっは。
シリーズの最終巻として、かなり大きな話を持ってきています。今までの図書隊vs良化法の決着はつくのか!? ってのは、微妙な位置で落ち着きましたけどね。 しかし、このシリーズを読んで少し興味を持って調べてみたら、意外とそういう『禁止用語』ってあるんですね。この本のメディア良化法ほど突き抜けてはいませんが、それでも注意を促されるものはあったりするようで。中には、読者の方からファンレターと一緒に「ここの用語は差別じゃないのか?」とかいうのも送られてくるそうです。いやはや、いつかマジでメディア良化法みたいな法律できないだろうな、と心配になるような話です。
で、内容。面白かった。始終テンションが高かいうえに、衰えないんだもん。ハードカバーで四百ページ以上あるのにすらすらと読めていったもんなぁ。有川さんのいいところは、ぶっ飛んだアイデア以上に人の気持ちを物語で引き込んでいくところにあると思うんですよね。一見普通の文体なのに、こんなことが出来るのか、って驚きます。 ラノベ的でもある、とも言われるだけあって、キャラもとても個性的で立っています。特に、笠原郁&堂上篤のコンビは、見ていて楽しい。一巻の始めはいがみ合っていたのに、それから徐々に信頼が厚くなっていく過程が、ベタですがいいです。 特に今回、郁が自分の気持ちに決着をつけるのですが、まさかあの場面でするか……。(何をするかは読んでのお楽しみ) そして、堂上教官も堂上教官で、不器用なところがとにかくらしい。そのくせ郁の前じゃ余裕だもんなー。ふふ、どっちもかわいいー。 …………。
一番好きなキャラは、総合的には郁です。あの不器用な猪突猛進の姿がいい。ヒロインとしても主人公としてもなかなかいないタイプだしなぁ。って、あれ? 確か郁って主人公だよね。 女性キャラで他に好きなのは……ってか、少ないな、全体見て意外と女性キャラ。とりあえず毬絵ちゃんは永遠に小牧さんのものです。 男性キャラでは、……こちらは迷う。堂上教官もいいけど、手塚兄も捨てがたいな。でも、そんな中でもやっぱり手塚弟。あいつの頭でっかちで 妙に子供っぽいところが好き。なんていうか、人間らしいんだよね。
まあ、そんなこんなで最終巻のこのシリーズですが、なんか短編も連載始まってるみたいで、まだまだ楽しみは尽きそうにありません。それに、来年はアニメもありますしね。(まあ、アニメを見れるかどうかは解りませんが)
では、今回はこのくらいにしておきます。 結構溜めてたりする分も消化していきたいんですが、次いつになるかなぁ。ま、気長に行きましょう。 では。
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