空っぽの知識
 かたよりまくった読書くんの日記
『車輪の国、向日葵の少女』 2章 感想

 今日一日が車輪の国をやっていてつぶれました。どうも、西織です。


 2章のさちルートが終わったところです。終わった……うん、終わったはず。とりあえず3章に入りました。

 ただ、何なんでしょうね。ルート分岐がよくわからない。2章でさちと賢一が付き合うことになったところで完全にさちルートに入ったかと思うと、2章が終わった後にそのまま3章に入っちゃったし。賢一このままさちと付き合ったままで灯花のもとに行くつもりか……? それとも、付き合ったことだけリセットされているんだろうか。よくわかりません。



 まあ、そんなことはとりあえず進めればいいことで。

 2章の感想やりまーす。



 G線上の魔王のときは変な風に気合い入れて空回りしちゃったので、今回は感想の垂れ流しで。



 こッから下はネタばれありますよ~








 とりあえず、この一言。


 「よーし、今日もびりっとがんばるぞー!」



 この一言をいうときのさちの眼が大好きです。


 しかし、本当に魔法の言葉だなこれは。なんか言うだけで結構元気になれる気がする。まあ、よくいわれていることですが、プラス思考の発言が元気を分けてくれるんですね。




 さて、しかし何から話せばいいのやら。


 とりあえず、洞窟探検のときの賢一はかっこよかったわ。岩に挟まって時間が来てしまったさちに無理やり薬を飲ませた後の、「楽勝だな」の発言にはしびれました。俺はもう樋口健じゃないから。だって。
 くぅ~。かっけー!

 洞窟探検自体、もうドキドキの連続でした。2章の前哨戦とは到底思えないほど濃い物語。でも、そのあとがもっとすごかった。



 まなを助けることができないと知ってブチ切れるさちと、それを賢一が助ける。札束をぶちまけて叫ぶさちに震えまして、もうここで終わりでいいんじゃない? とまでところまで思ったんですが、それも違って、むしろそこからが本番でした。

 あれだけ固い覚悟を持っていて絵を描くことに臨んだのに、どんどん怠惰になっていくさち。その姿には、まああんまり良くはないですけど共感しちゃったんですよね。十日っていう長い期間と、昔のプライドが邪魔して思うようにできない。今日は体調も悪いし、雨も降ってるし、明日やればいいや。確かにさちにはまなを助けるっていう大切な目標があるはずなのに、それでもまだぎりぎりまで追いつめられていないさちは、最後はどうにかなるんじゃないかと甘い予測を立ててしまう。
 そんな気持ちは、誰もが経験したことがあるはずです。

 さちの甘ったれた言葉は、ハッキリ言ってほとんどの人を不快にさせるでしょうが、それは人として共感できる部分があるからだと思います。そして、それに負けてしまう自分がいるから、心に突き刺さる。さちはちょっと精神的に弱すぎましたが、逆によっぽど強くない限り、その誘惑に一度も負けずにいられるなんてことはないと思います。


 そんなさちに、同情するわけでなく叱咤していく賢一は本当にすごい。確かに特別高等人としての教養もあるからそういう態度をとったんでしょうけど、それでもなかなかできることじゃない。憎まれ役っていうのは確かに必要ですが、それを進んでやりたがる人間は早々いません。最後に賢一は法月さんに切れていましたが、そういう憎まれ役を演じる要素は賢一自身にもある。
 普通のギャルゲー主人公だったら、こんな風にはならないしなぁ。これはG線の京介にもいえることだけど、確固たる自分をもって生きている人間だからこそ、こういうことができるし、かっこいいと思える。


 でも、そんな外からの圧力よりも、やっぱり一番強いのは身内からの圧力。他人から何言われても「お前に何がわかる」ですからね。そういった意味で、まなの言葉こそがやっぱりさちを動かしたんでしょう。
 ってか、まなは本当に凄いなぁ。自分から出ていくって宣言した時の笑顔がやばかった。子供だからわからない、じゃなくて、子供なりに分かってから彼女は行動しているんですよね。自分の行動が、さちにどういう影響を及ぼすかもしっかり分かっていて。拙いですがその真剣な言葉に、泣かされます。

 それは最後のところでも言えます。まなの言葉を引き金に、やっと本気を出して絵を描き始めるも、結局期限までに絵が描き終わらない。あと少しなのに、賢一に助けてもらって時間をもらいまでしたのに、それでも体が限界に達してしまった。最後の最後、賢一はとうとう甘くなってさちを助けようとするのに、最後までまなはさちに厳しかった。
 「お姉ちゃんは、全然だめだったってことだよぉ」ってセリフは、とうとうまなから出たさちへの本音ですごく苦しかった。まなは、ずっとさちに頑張ってほしかった。その頑張りが遅かったから、こんなことになった。がんばりが足りなかったから。こんなことになった。
 そのあとに続けられる、「まなのお姉ちゃんは、すごいんだよぉっ!」には、そんなまなのさちへのすべての思いが込められている一文だけに、ものすごい力がありました。

 なんてことない一言が、ここまで胸に突き刺さるなんて……。たまにこういうことはありますが、ひさしぶりだったのでよけいにすごかったです。


 なんだかんだでまなを助けられると思っていただけに、予想を裏切られてすごかったです。確かに、さちのような人間を成長させるには、こういうストーリーが最もいい形なんでしょうけどね。あいまいでも、実感のわかない目標ではない分、さちもずっと続けていけるでしょうし。




 ……しかし。



 最後の若本……いや、法月さんの所為で、マジで台無しだわ。
 あー、いや、僕もこの形が一番さちの成長にきれいなんだろうなぁ、なんて分析的な見方してしまいましたから、あんま言いにくいんですけど、こりゃひどいでしょ法月さん(泣) 一瞬でもあんたをかっこいいと思った僕が馬鹿だったよ!



 まあ、そんなこんなで2章終了。

 これから3章です。

 「ぶっこぉすぞ」の灯花です。

 なかなか楽しみです。



 PS:璃々子姉ちゃん超パネェwwwww

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Author:西織
この欄を編集するのを完全に忘れていた男。今年の四月に新社会人という名の社畜人生に一歩を踏み出した。



性別:男
年齢:22歳
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趣味:読書&執筆
将来の夢:作家(前途多難)

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