空っぽの知識
 かたよりまくった読書くんの日記
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『車輪の国、向日葵の少女』 各ルートエンド 感想



 『車輪の国、向日葵の少女』の各ルートの感想



 とりあえず、ハッピーエンドの後にバッドエンドの感想をするというのもあれなので、バッドエンドから感想やっていきます。



○さちルートバッド

 自業自得。賢一逝ってよし。

 このエンドにつっこむには、賢一の法月さんへの宣言を簡単に撤回することにもつながりますからね。まなが認めない絵は買い取らないって言ったんだから、ちゃんと守らないとね。

 法月さんが目の前にいるだけで、「あ、殺されるぞ」、と思ったのは僕だけじゃないはず。


○灯花ルートバッド

 ……いやぁ、悲惨だ。

 こっちはかなり同情しちゃいました。まあ、大音親子が好きだからってのもあるかもしれませんが、たった一度の過ちで取り返しのつかないことになって、壊れてしまった灯花が可哀そうで……。(いきなり自慰をし始めたところは、もう悲しくてなんか泣きそうになりましたよ)
 ついでに完全無気力になっている賢一も見ていて悲惨だった。磯野からひたすら「犬」と呼ばれる毎日。まあ、言われても仕方ないと思っちゃってるところがなぁ。

 G線上の魔王のバッドエンドは全部悲惨でしたが、それと同じくらいひどかったなぁ。


○賢一教官エンド


 森田さん怖いっす。

 妙にリアリティのあるバッドエンドだったな……。
 要するに、法月さんと同じってことを言いたかったんでしょうね。立派に成長しちゃった賢一は凄味があって、もう完全に法月さんが乗り移っちゃってるよ。
 ってか、もしかしたら法月さんも同じ気持ちだったのかな、と思うとなんだかやるせないです。





 さて、ここからはハッピーエンドです。





○ハーレムエンド 
「さあ、ようやく本来のラブラブ萌え萌え路線になってきたわよ!」

 賢一、一度死のうか。

 いや、結構よかったんですけどね。幸せいっぱいって感じで。ただ、みんな賢一引っ張りすぎ……。
 磯野が不憫すぎてなんだかなーです。
 せめて集合写真に磯野も入れてやって……。

 あー。でも、灯花の、「わ、私はね、家庭的なのよ」というセリフには悩殺されました。




○さちエンド
 「まなのお姉ちゃんは、すごいんだよーっ!」


 成長したマナの登場はよかったです。
 もう、さちの物語はこの瞬間のためにあるようなものですしね。抱き合って上記のセリフを言ったところでは、鳥肌が立ちまくりでした。
 ええ話やぁ。




○灯花エンド
 「さあ、めしあがれっ!」

 つくづく、僕は大音親子が好きなんだなぁと思いました。

 ああ、もう。最後の「めしあがれ」で涙が……。京子さんと灯花の幸せそうな絵で幸福感が……。

 とりあえず、やってきた本当の両親は、本物だったようでよかったです。京子さんもちゃんと確認してますしね。法月さんもさすがにそこまで鬼畜じゃなかったってことか。(ただ、それだと三章の序盤で届いた手紙はなんだって話になりますけどね。そこは、父親の精神異常ってことで)



○夏咲エンド
 「だぁいすき!」

 まあ、正ヒロインと言うだけあって、一番きれいな終わり方をしたエンドでした。

 この無邪気な夏咲の姿は、確かに可愛いよなぁ。……ただ、どうにもストーリーとしての魅力が恋愛の方にだけしか傾いていなかったから、他のヒロインに比べて感情移入しにくい。

 『車輪の国、向日葵の少女』のエンディングとしては、一番きれいかなぁと思います。


 ……しかし、エロは正直イラン。



○璃々子お姉ちゃんエンド
 「あなたにとって、政治家って何?」
 「人を変える職業」


 このルートに関しては、『車輪の国、向日葵の少女』で提示された問題に対する、ひとつの答えだろうなと思います。
 お姉ちゃんがヒロインとして置かれていますが、それよりも重要なのは社会をどうやって変えるかという、大きな問題に対する、賢一が出した答え。三ッ廣さち、大音灯花、日向夏咲、まな、大音京子、磯野一郎太、そんな仲間や知人たちの姿を見て、成長する姿を見て、そしてたどりついた答え。作中、賢一がずっと疑問視していた問題を、自分なりに解決させようとしている姿に、いいなと思いました。

 この考え方は、賢一たちがSF小説っていっている、僕たちの社会でも言えることなんですよね。社会っていう大きな枠組みの中に、歯車としていれこまれている僕たち。おかしいと思うこともあるし、そんなのひどいと憤ることも多い。それはどんな世界でも、どんな社会でも同じ。問題は、どうやって生きていくべきか。
 なんていうか、ちゃんとこのルートを作ってくれたことがすごくうれしいです。普通、こういった類の作品でも、問題を提示するだけ提示して、放置することが多いですから。ちゃんと、登場人物の答えを描いてくれたのは凄いと思います。


 しかし、メッセージ性って意味で、もったいないなぁとすごく思います。ジャンルにも問題がありますが、何よりもエロゲーってのが……。もっと一般の人に勧めるべき物語だと思うんですけどね。







 まあ、何はともあれ、すばらしい作品でした。


 こんなものが四年も前に存在していたとは……。これをやらずにいたら損していたなぁと思いました。


 しかし、これをやったら、今度はG線上の魔王やり直したくなってきたなぁ。パソコンも変わって、インストールし直さなきゃいけないし、ちょうどいいからプレイし直すか。

 その前に、ファンディスクの方をやりたいと思います。なんでも、法月さんがかっこいいとかで。マジであのとっつぁん好きなので、楽しみにしてます。


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コメント

私も今ちょうどやっています!

質問なんですが

カセット(DVD)からパソコンにインストールしたあとって

もうカセットって必要無くなるんですか?

友人がそう言っていたので・・・
[2011/02/11 21:36] URL | 名無しさん #- [ 編集 ]


うおお、やっている途中でしたらこの記事から前は見ない方がッ!!


ちなみに、ディスクに関してですが、『車輪の国、向日葵の少女』のインストールディスク(DVD)は、ディスクレスでのプレイができないようになっているので、毎回ディスクをセットしないといけないです。これはファイル共有などへの対策にされているもののようです。
ただ、続編の『車輪の国、悠久の少年少女』の方は、ディスクレスでの起動ができるので、ご友人はおそらくそちらのことを言っているのだと思います。本編の『向日葵の少女』の方は、ディスクの挿入を毎回求められるので、ご注意ください。

[2011/02/12 02:05] URL | 西織 #fBhJEaUc [ 編集 ]


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