空っぽの知識
 かたよりまくった読書くんの日記
シークレットゲーム 感想

 シークレットゲーム、かんそーう。

 ぱちぱちぱちぱち~。





 全部終わらせて一か月近くたちます。

 いい加減感想やらないとな、と思ってやります。別にいやいややるわけじゃないですよ? ただ、感想書くタイミングがことごとくずれて面倒になっちゃっただけだから(それはそれで……)
 ちなみに、一度この記事のデータが飛んだ時には、もう書くのやめようかとすら思いました。



 同人版を友人に借りてプレイしてから、ずっと欲しかったもの。自分のお金でパソゲー買うのはこれで四度目ですか。六千円の元を取るぞ、と思ってプレイしたのですが、とりあえずなんとか元はとれたみたいです。

 いやぁ、はじめはいったいどうしようかと思いましたよ。EP1がちょっと個人的に残念だったので、「うわ、買い急いだか!?」と思ったのですが、EP3とEP4がいい感じだったので良かったです。



 とりあえず、はじめに個人的なシナリオの順位。


 EP4 >= キラークイーン > EP3-B >= EP3-A > And There Were None > EP2 > EP1



 んー、EP3-Aもかなり良かったんだけど、やっぱ同人版の方が全体的に面白かったなぁと。変更点はさほど気にならなかったのですが、単純に主人公とヒロインの二人にこだわりすぎているところが見えて。
 その点EP4は凄かったんですけど、でもどっちかというと欄外だよなぁ。そりゃあ一番盛り上がるのは当り前だし。




 それじゃあ、それぞれのルートの感想を。



○EP1 姫萩咲実編
 「ふ、ふふ、ふふふふふふっ、あははははははははっ!」

 ハイライトシーンは麗佳の哄笑。異論は認めません。

 ……いやね、正直、ガッカリしちゃったルートでした。
 自分としては、咲実ルートは同人版がすごくよかったので、どうしてもこのルートが茶番のように見えちゃうんですよね。総一と咲実以外のキャラクターの奮闘は面白かったのですが、肝心の二人があまりのも流されすぎで、正直萎えました。
 咲実の魅力って、総一の尻を叩いて叱咤する強さだと思うんですよね。はじめの怖がり方は、その前準備としてかなりいい感じだな、と思ったのですが、いつまでたっても覚醒しない。キラークイーンの時のような覚醒咲実を期待していたので、ちょっと拍子抜けでした。

 あと、このルートの何が自分的にダメだったのかと考えたら、まず総一と咲実が徹頭徹尾、人頼りなところなんだと思いました。
 結局この二人、翻弄されるだけで何もしていませんしね、銃を撃てないことを最後まで引きずったのはまあいいとしても、せめて自分たちから行動するところを見せてほしかった。おかげで総一の言葉はどうにも口だけって感じがするし、咲実の覚悟はすぐに揺らぎそうに見えちゃうし。

 っていうか、そういう要素はとりあえず置いておいていいんです。
 渚が犠牲になったところはかなり良かったんですよね。いろいろ言いたいことはあるけれども、あの決着は一つの決着としていい感じだと思ったのです。

 でも、 そのあとに濡れ場を入れる精神が理解できんのですよ。

 あー、もう、こればっかりは我慢できなかった。今までストーリー重視のエロゲにエロはいらん、エロはいらんってさんざん言っていましたが、ここまで間の悪い濡れ場は初めてでした。しかもとってつけたように! まあ、実際PS2版にはなかったわけですから、取って付けてるわけですが。
 そんなわけで、このルートは自分的にダメでした。(何で咲実と総一の人気が低いのかがよくわかったよ……)


○EP2 矢幡麗華編
 「助けて貰った命の借りは返したわよ」

 メインヒロインは郷田さんですねわかります。(え? 違う?)


 まあ、ネタではありますが、半分マジで思ったりしました。実際彼女が唯一生き残るルートでもありますし。
 なんでか憎み切れないんですよね、郷田さん。ってか、いいキャラしてません? 実際。

 内容の方。
 こっちはEP1ほど文句はなかったです。いろいろ内容も凝ってたので面白かったですし。手錠でつながれた状態で、どうなるかがわからなかったのがやっぱり良かったんだと思う。
 こっちの総一はちゃんと動くんだよなぁ。その上で、失敗した後悔のことを語ってるからちゃんと言葉に重みがあると思います。ただ、安々と幼馴染から麗華に流れた感情の変化は、ちょっと唐突にも思えましたが。
 この章のいちばんのキモである、序盤の麗佳の疑心暗鬼は凄かった。総一のことを、いつ裏切られるか戦々恐々としながらみているところの描写は、このゲームの中でも一番気合入っているように思う。ほんと、こういうのが見たかったんですよ。裏切るか裏切られるかわからず、疑心暗鬼に駆られている姿が。総一は絶対にそういうことしないってわかっているだけに、その空回りっぷりがひやひやさせる。
 その代り、デレた後はなんかとんでもないかんじでしたが(苦笑)

 あと、この章でよかったのは、葉月さん。やべぇよ、この父ちゃんかっこよすぎる。「『スマートガン攻撃システム』って、知ってるかい?」ってセリフにはまじでしびれた。一対一で手塚に向かって言って、相討ちとはいえ倒せたところはすごかったです。
 ただ、代わりに高山さんの扱いが……。え、なに? いつの間にか爆風に巻き込まれて死んじゃった!? なにやってんだよーッ!


 ちなみに、補足しておくと、この章でもエロシーンの入り方は最悪でした。(テメェら、かりんが可哀そうとは思わないのかよ……)



○EP3-A 綺堂渚編
 「おい、そこの連中! 分かっているんだ、聞こえているんだろ!?」

 一番総一がかっこいいと思った章です。
 そうだよ、こういうのが見たかったんだよ。三章目にしてやっと見ることができた……。

 キラークイーンの時にやられた、ゲームの見物客への干渉。それがここにきてやっと出てきて、最後はテンションあがりまくりでした。
 そのあとの手塚との一騎打ちも燃えましたしね。この章の手塚は、なんとしても生き残ろうと必死だったのが伝わってきたから、余計にラストバトルは壮絶だったと思う。頭突きの欧州から、階段を転げ落ちるところまでは本当にすごかった。ただ、あっけなく死んじゃったけど……orz

 あっけなく死んだといえば、高山もあっけなかった……。もう、宿命だなこいつは。公式サイトでも、『でも死にます』の一文が加えられてるくらいだし。

 個人的には、文香さんが早々にゲームをクリアしたことに歓喜したのですが、エンディングで完全にスルーでがっかりしました。まあ、その理由はあとあと明かされるのですが。

 正直、個別ルートとしたら文句なしの面白さでした。欲を言えば、あっさり死んじゃった人たちをもう少しましな死なせ方してほしかったですが、仕方ないです。
 あと、エロシーンも一番まともでしたね。


○EP3-B 北条かりん編
 「好きなら……未練を残してしまうような相手なら、貴方は自分で何とかしなきゃいけなかったのよ」

 sideAの方でさんざん絶賛した後でなんですが、ぶっちゃけ言うと一番好きなのはこのルートです。
 上の麗佳のセリフと、あとエンディングのかりんのセリフで泣きかけました。

 PC版で追加されたルートにして、主人公が唯一死ぬルート。
 総一がもう死ぬしかないって状態になったときのかりんとの会話がちょっと助長でなえかけましたが、総一がスマートガン攻撃システムで殺されたところの音があまりにあっけなくてリアリティを感じてしまい、ジンとしてしまった。


 まあ、それだけだったら、死別エンドで感動もの、って感じですが、僕がこの章を押したい理由はエンディングにあります。
 エンディングで、かりんがかれんにどこか変わったと言われて、総一のことを思い出して泣きそうになったとき。総一の「泣くな」という言葉を思い出して、ふと彼女が心の中で漏らした一言。


 厳しいな、総一は……。
 ほんと、厳しいよ。



 キラークイーンをやった人だったら、このセリフの重大さは理解してくれると思います。
 もう、これ見ただけでも、このゲーム買ってよかったと思えたくらいです。うわ、ここでこれを持ってくるか、って感じですよね。
 惜しむらくは、EP1もEP2にも、このセリフを総一が言っていないってこと。それどころか、シークレットゲーム全体でこのセリフが……。キラークイーンをやったとき、一番印象に残ったのがこれだっただけに、ちょっと残念でした。

 そんなわけで、他の要素なんてほったらかしで、ただ総一とかれんの二人に幸せになってほしかったと真剣に思うルートでした。
 ……っていうか、EP2の時点で完全にかれんのキャラが好きになってしまっていたのに、個別ルートでこのしうちとは……。幸せ度でいえば、sideAが完全でしたね。

 ちなみに、エロシーンはぶっちゃけ微妙なタイミングでした。



○EP4 色条優希&姫萩朔実編
 「認めてください御剣総一ッ!! 貴方は正しい事なんかしてやしない! あなたは私たちを自殺の道具にしようとしている!!」

 姫萩咲実、覚醒!

 そうだよ! これが見たかったんだよ!

 キラークイーンの魅力は、総一のカッコよさと咲実の厳しさだと思うんですよね。幼馴染の後を継いで、総一を叱咤激励する咲実がいいと思っていただけに、EP1は残念だと言いましたが、この章では文句なしでした。
 もう、覚醒して総一を責め立てるところのテンションは最高です。やっと来るべき所が着た! って感じでしたね。

 総一の自殺志願は、その理由が明白なだけにあんまり馬鹿にはできませんが、それを理由に他の人間をないがしろにしているところは責められないといけない。今までの章でできなかったそれを、最後の最後でやってくれたことに大満足です。
 しかし、これをEP1でやったらあとの楽しみがなくなるとわかっているとはいえ、EP1の展開を考えたらこれ欲しかったよなぁ。咲実覚醒。だいたい、これがあったから咲実好きなのに。

 あと、このルートは大半の人間が生き残るルートとしても満足でした。まあ、最後だからってのもありますが、葉月さんがちゃんと生き残ってくれてよかったぁ。
 高山は、総一たちとコンタクトとらなかったら生き残るのね……。総一が死亡フラグってのがなかなかに笑えます。
 文香さんは、まさかまさかの超設定が飛び出ましたが、まあそうでもしないと話しは収束しないですし、いいとしましょう。しかし、なんか余裕がある人だとは思っていたけど、できれば一般人でいてほしかった……。
 今回の手塚は最高でした。EP3-Aの手塚も悪くはないですが、やっぱりこいつ味方にいたらすげぇ頼もしいぜ。いや、厳密には味方ではなかったですが。でも、EP3で一時的に仲間だった時のあの安心感を思ったら、やっぱり敵だと嫌だなぁ。
 最後の最後で手塚と高山が助けに来たところは、最高に良かったです。


 と、そうだ。ここまで優希のこと触れてないや。
 あー。あれです。まさかあのロリビッチが普通の女の子になってるなんて思いもしませんでした。
 いやあ、これは同人版やったほとんどの人が思ったと思いますが、いつ優希が本性表すか、戦々恐々でしたよ。漆山が死んだ時は、「とうとうやりおったわー!」と思ったものですが、しかしなんか様子がおかしい。あれ、まさか、こいつ普通の女の子に……って感じでした。
 まあ、優希無双も楽しかったですが、こういう風に無邪気な女の子も悪かぁないです。




○The DANKAI
 「人気一位なんて、自分でなればいいんですよ、自分で」

 序盤の手塚のテンションでもうすでに大爆笑でした。
 そして、咲実怖いよ咲実!がくがくブルブル。

 なぜに一番初めに咲実と手塚の対話があったのかはわかりませんが、手塚の声優さんが異様にすごいってのだけはわかりました。ってか、面白すぎるぜこれ。
 咲実は、EP1でもEP4並みの精神力持ってればよかったんじゃないかな、と思ったりします。個人的には渚なんかよりもずっと好きなんですけどね。

 まず、男性プラス年増サイド。
 わかりやすい荒れ方をしている真弓さん(4X歳)のわかりやすい荒れ方に笑い、文香さんの海外旅行に笑いました。文香さん、エースの戦闘員とかいうポジションじゃなかったらルートあっただろうにな!
 あと、郷田の言葉はなんだかいちいち可愛くないか……?(料理のくだりはらしすぎて笑った)


 次に、女性(っていうかヒロイン)サイド
 しょっぱなでかりんルートができたこと祝ってるけど、祝っていいのかあれ……。
 渚の、自分をかなり良く見せるキャラ説明には笑いました。(確かに、麗佳は味方になってから一気に出番が減ったと思う。あと、零距離ガンナーはよかったww)
 互いのセリフを言いあうところで、やっと幼馴染と咲実が同じ声の人なんだって気付きました。うわぁ、演技うめぇ。幼馴染の演技を咲実がやるシーンの使い分けがうまかった。つーか咲実可愛いな!
(ちなみに、麗佳の声はかっこいい)
 次のかりんが渚を演技するところも、個人的にはかなり良かったです。っていうか、かりんの声はなんか完全にツボなんですって!
 渚が優希をやるところは、確かにありだと思いましたが、麗佳が優希を演じるのは……。いや、お兄ちゃんって言わせたかっただけだろ!(でも、麗佳の声の人の地声は完全にアニメ声ですが)
 最後の、優希が郷田をやるところは……。さすがはロリビッチ。「殺るぜー、超殺るぜー」に笑わせてもらいました。


 全員集合版
 各キャラの妄想交じりの続編が面白かった。幼馴染と総一の生活は見てみたいなぁ、とは思いました。しかし、ヒロインたちの妄想は、渚の人気一位につぶされるという……。
 高山×総一のところは、高山のコメントが欲しい。なんで黙ってるんだよ、お前。
 手塚と高山のハードボイルドは確かに見てみたいなぁ。この二人が協力し合っているところは見ていて面白かったし。
 長沢は……。お前にも一応そういう欲望あったんだな。
 漆山の言葉には、ヒロイン全員から罵声を浴びせられてて笑いました。しかし、咲実の零距離射撃はネタとして公式なのか……。
 最後を締めた葉月さんは、やっぱ大人だなぁ。



 つーかあれだ。ぶっちゃけおまけが一番面白かった。



 そんなわけで、やっと書き終わったぜ……。 


 一度この記事のデータが飛んだ時はもう書くのやめようと思いましたが、なんとか書き終わりました。ふぅ、疲れたぜ。
 というわけで、文句も多かったですがなかなか面白かったです。
スポンサーサイト

コメント

はじめまして~♪
いつも拝見させて頂いています!

私も同人からやってるのです。
今回のも買ってるんですが、まだEP2までしかやっていないという…orz
3回目のプレイとなるとなかなか進まないんですよねぇ~

ちなみに私は初回限定買っちゃいましたの(/ω〃)
[2009/06/27 19:06] URL | sakurabe #G91RSZjw [ 編集 ]


はじめまして。いつも見ていただいているようで、ありがとうございます。

三回目、ということはプレステ版もプレイしているんですね。だったら、はじめからやるのは確かに大変ですね……。
今回追加されたかりんルートは、人を選ぶとは思いますがいい話だったので期待していいと思いますよ。あと、おまけもかなり面白かったですし。

では。
[2009/06/27 20:18] URL | 西織 #fBhJEaUc [ 編集 ]


別に構わないけどかりんの所2回もかれんと間違えてるのはちょっと・・・
[2012/10/18 11:53] URL | 名無しさん #- [ 編集 ]


構わないんならコメントしないでいいんでない?
構うからコメントしたんでしょ。そういう書き方はなんか気に食わん。

普通に間違えてますよって教えるだけのことがどうしてできないのか。
[2012/10/18 15:25] URL | 西織 #fBhJEaUc [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://tukimaturi.blog89.fc2.com/tb.php/580-3066fb3b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

西織

Author:西織
この欄を編集するのを完全に忘れていた男。今年の四月に新社会人という名の社畜人生に一歩を踏み出した。



性別:男
年齢:22歳
血液型:A型
趣味:読書&執筆
将来の夢:作家(前途多難)

本の感想などを見たい人は、こちらをどうぞ
『空っぽの知識(読書日記)』
http://emptyreader.blog81.fc2.com/

自作小説専門のブログ作りました。
『空っぽの知識(自作小説)』
http://emptynovel.blog83.fc2.com/

同じFC2ブログを三つも作ったことにより、他のブローカーに訪問者履歴的な意味で迷惑が……あの、本当に申し訳ございません。


何か連絡があれば、こちらにお願いします。
alred_marchen☆hotmail.co.jp
(☆を@に変えてください)



フリーエリア



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する